「内閣総理大臣賞」「農林水産大臣賞」受賞リポート
今回は華々しい受賞の各レポートです!
山東らしい美味しいお茶作りが評価された1年でした!
第61回農林水産祭り
この度令和4年度第61回農林水産祭で内閣総理大臣賞を受賞しました。
この賞は、農産・蚕糸、園芸、畜産、林産、水産、多角化経営、むらづくりの7部門で令和3年7月から令和4年6月の期間に受賞された農林水産大臣賞392点の中から農林水産祭中央審査委員会の審査によって選考されました。
当組合は、昨年7月に関東ブロック茶の共進会で大臣賞を受賞したことにより選考基準を満たし、組合の経営形態やこれまでの取り組みを記した書類選考を通過した後に現地調査という流れになりました。
8月22日に行われた現地調査では、組合の概要説明や伝統的農法である「茶草場農法」を実践しているところを見学していただきました。
山東では世界農業遺産である茶草場農法を全組合員が取り組み、先進的な機械化茶業生産を行いながら環境と共生した伝統農法を継承しています。
またお茶の生産製造の面だけでなく、組合内での女性の活躍、子供たちの茶摘み体験や茶草場ボランティアの受け入れを通して地域への貢献等も受賞の一因となったと考えています。
今後もこの賞に恥じないよう、品評会への挑戦を通じて茶の生産技術を磨き地域全体のレベルを引き上げ、掛川市東山を深蒸し煎茶のさらなる名産地へと押し上げていきたいです。
第76回全国お茶まつり_全国茶品評会
11月19日に京都の宇治市で開催された第76回全国お茶まつりに組合員全員で行ってきました!
事前に行われた出品茶審査会では普通煎茶の部をはじめ8茶種、865点もの出品茶が全国から集まりました!
その中の8茶種で最高得点を獲得した方々や産地賞などの表彰が行われました!
『深蒸し煎茶の部』では農林水産大臣賞を5年ぶり6回目の受賞することができました。
今年は春先の気象災害も無く、順調な生育で適期の摘み取りができました。
製造においては、 20代~40代の若手茶師が向上心を持って製造に取り組んだ成果だと喜んでおります。 茶を揉む技術の伝承と担い手の育成を目標に今後も持続可能な茶業、皆様に喜んでいただけるお茶作りを日々研鑽し、努力して参ります。
また今回は工場長の名前で大臣賞をとり、表彰式で壇上にあがってもらいたいという組合長はじめ組合員みんなの気持ちがありました。
なので、工場長が壇上で表彰されているときは組合員みんな嬉しい気持ちでいっぱいでした!
また来年も良い成績を残せるように頑張りたいと思います。