山東茶業組合

2019年10月8日

天候不順が悩みの種

秋冬番茶も中盤戦、終始良質な荒茶の製造が行われています。

良質な荒茶を製造するにあたって、まず始めに気をつけないといけないのが摘採です。

どれだけの製造技術があっても、生葉の状態が悪ければ最良の物は作れません。

もちろん肥料設計や防除が主な部分をしめますが、生葉が露で濡れているかいないかでも大きく変わってきます。

ここ数日は天候不順がその悩みの種であります。

濡れたままの葉を製造すると、荒茶の色を悪くする事に繋がってしまいます。

その為、葉が濡れた状態にある時は露払い機を使用し、強い送風によって水滴を弾き飛ばして生葉を乾かします。

朝晩冷え込む秋冬番茶は、天候不順でなくとも夜露が降りる季節です。

製造に入る第一歩として、生葉の管理に気をつけていきたいと思います。

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