山東茶業組合

2019年6月6日

ナガチャコガネの防除

ナガチャコガネの防除を行いました。

ナガチャコガネ幼虫による茶の根の食害は、一番茶芽の生育を阻害し、多発生園においては一番茶収量を激減させる害虫です。

防除法として、主に秋冬期の幼虫を対象とした有機リン剤の土壌灌注を行いますが、多量の薬剤と多大な労力を要します。

そのため幼虫に加害されて一番茶新芽の生育が悪かった茶園では、6月の成虫発生初期に処理するタイプの登録薬剤(フォース粒剤)を茶園の雨落ち部に土壌混和します。

土壌中に居る虫なのでどこにどの程度居るのかわからないのが困ります。

ナガチャコガネが居なくなればありがたいです。

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