山東茶業組合

2019年4月8日

防霜ファンの役割

4月に入り気温の上昇と共に茶畑の様子も変わってきました。

茶の芽も萌芽期に入りました。

萌芽期とは植物が芽を出す時期を意味します。

毎年この時期、私達茶農家にとっては永遠のテーマの霜です。

新芽が凍霜害にあうと収量に大幅に影響を受けます。

その為、私達は新芽を守る為に防霜ファンを茶園の周りに設置しています。

茶園の摘採面に、温度センサーを設置し気温が設定温度まで下がると自動的に作動する様にセットします。

防霜ファンは高い位置にある地上より暖かい空気を摘採面に吹きつけ、霜が降りづらくさせる効果が有り、それによって新芽を寒さから守ります。

試運転の時に点検などし、ひと通り見ましたが、今週は3日ほど最低気温が3度などと低いので、しっかり防霜ファンが回っているか再度見回りをしお茶の芽をしっかり守ります。

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