2019年2月10日
防霜ファン新設
これから来る遅霜に備えて、幼木園に防霜ファンの設置を行いました。
幼木はある程度の大きさまで樹が成長するまでは、遅霜対策は必要ありませんが、摘採を始めるような年からは新芽を霜から守る必要が出てきます。
今回は狭い圃場に2本、防霜ファンを設置するための支柱を立てました。
支柱を立てる為に縦に穴を掘り進める用のスコップを使い、直径20センチほどの穴を1メートル強掘ります。
地中が砂や土だけなら掘り進めるのも比較的楽ですが、今回の圃場は掘れば掘るほど石が出るような場所だったので穴を掘るだけで大苦戦でした。
次に、1メートル強掘れた穴に7〜8メートル程の支柱を埋め込み、水平器で柱の水平を確認しながら、支柱の周りを十分に転圧し、頑丈な土台を作っていきます。
支柱の上には10キロ以上の防霜ファンが乗る為、傾きが出ないようする為の、この転圧作業が重要です。
もう数える程で防霜ファンを使用する時期に入ります。
設置や点検整備を確実に行い、遅霜の時期に備えたいと思います。