2019年2月15日
防除や肥料散布もひと段落し、そろそろ春の化粧ならしに入って行きます。
化粧ならしは毎年一番茶前のこの時期に行い、摘採予定面から飛び出した古葉などを除去し、綺麗にする事で一番茶への新芽以外の物の混入を防止する役割があり、山東では乗用型摘採機を使用する茶園では回転刃の使用を義務付けしており、より一層効果を高める様にしています。
「摘採予定面から飛び出した葉」
回転刃は摘採面に沿った鋭いカッターの様な刃の部分に、高速回転する回転板によって葉を巻き込む様な形で古葉を除去していく装置です。
「カッターの様な刃」
「高速回転する回転板」
今年は昨年末からの暖冬で芽が例年より大きく感じます。
大事な新芽を傷つけない様に注意しながら、丁寧な化粧ならしを行なっていきたいと思います。