山東茶業組合

2019年2月5日

クワシロカイガラムシ防除

2回目の肥料散布も終わり、続いてクワシロカイガラムシの防除を始めました。

今回使用する薬剤は待ちぶせ型という特殊な薬剤で、この時期に散布する事で夏場に効果を発揮し、夏のクワシロカイガラムシの被害を抑えます。

この薬剤は、10aあたり1000Lを散布しますが、普段の防除と違うのはクワシロカイガラムシを標的とすると樹の中の枝に薬剤を付着させないといけないという所です。

葉に寄生する害虫に対しては、摘採面の葉に薬剤が付着すればいいので10aあたりの散布量も少なくてすみますが、この防除は樹の中まで薬剤が入るように、専用の噴霧口を使用し、摘採面をなでる様にゆっくりと散布する為、規定の散布量も多くなります。

薬剤量、時間となかなか手間のかかる防除ですが、枝までしっかり薬剤を散布できる様に丁寧に作業を行なっていきたいと思います。

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