山東茶業組合

2018年8月30日

深耕作業

8月下旬の仕事はいつも深耕作業をやっています。

なぜ毎年この時期にやるのかと言いますと、来年の1番茶の土台となる葉が生育停止時期が8月下旬〜9月下旬である為です。

先端に鍬が付いた管理機で30センチほど茶園の畝間の土を耕します。

深耕作業を行うことにより土に空気を入れ、茶の樹から出た細い根を切り、そこから太い根を出す事が狙いです。

毎年やっていると色んな事がわかるようになってきました。
良い芽を出すには樹勢が良くないと出ません。

樹勢が良い畑は根がしっかり張っており土質が良好です。
逆に樹勢が悪い畑は根が浅根となっており土質が悪い。
深耕をやっていると凄くわかりやすく、樹勢が良い所は深耕機の鍬がスムーズに入りますが樹勢が悪い所はとても固く鍬が跳ねてしまい耕す事ができません。
何度もチャレンジして何とか耕しますが機械を支えないといけなく全身で支える為、朝起きると筋肉痛。
樹勢が良い畑を作る為には根気と手間と時間が必要であります。

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