2018年8月29日
幼木園防除
二番茶終了から数えて4回目の防除が終わりました。
防除の後半では決まって幼木園の防除も行います。
気温がやや下がり人も過ごしやすくなるこの時期は、害虫の活動も活発になってきます。
特に一番茶後の更新園や幼木園などといった地面に近い茶園では、ダニが地上から這い上がって来ることがあります。
幼木園においては、まだまだ樹勢が弱く着葉数が少ない為、害虫の被害で葉が落ちるのが生育にとって大ダメージとなります。
その為、幼木全体がしっかり薬剤に包まれる様に丁寧な防除が必要です。
幼木園の防除には主に鉄砲噴霧口を使用します。
鉄砲噴霧口を使用する事で、薬剤の使用量を抑えると同時に、幼木にまんべんなく薬剤を散布する事が出来ます。幼木園は初期生育が大変重要となります。
幼木が害虫などのストレスなく生育出来る様に、よく観察し、最適な管理をして行きたいと思います。